
大山 愛佳
Global Dairy Girl
なぜ牛乳で石鹸を?
そう思われた方もいるかもしれません。
私は現在、オーストラリアの牧場で酪農の現場に携わりながら、福岡県で肌にも地球にもやさしいオーガニック牛乳石鹸『AIKA SOAP』を製造・販売しています。
石鹸の主な原料は、
• 放牧ジャージー牛のミルク(福岡県・白木牧場)
• チーズ工房から出る、通常は廃棄される乳清(ホエイ)
• 椿油・藍・ビーツなど、日本の自然素材
そして製造は、昔ながらのコールドプロセス製法で丁寧に90日間熟成。
さらに、梱包・発送は福岡県の就労支援施設の方々と連携し、
製品を通じて“働く喜び”や“やさしさの循環”が生まれる仕組みも大切にしています。
「きっかけは、酪農と出会ったこと。」
高校時代に家族の病や離婚を経験し、
「自分の力で生きよう」と決めて働いた自動車会社で6年間。
その後、「もっと広い世界を見たい」とカナダやオーストラリアへ。
田舎の牧場で牛たちと暮らす中で、私はこう思いました。
「酪農って、人と自然が本当につながれる仕事だ」と。
そして、「このつながりをもっと多くの人に届けたい」という想いから、
牛乳の栄養と命の恵みを無駄にしない牛乳石鹸という形で表現することを決めました。
「AIKA SOAPは、モノではなく、想いを届けるライフスタイル。」
2024年7月、ついに商品化された世界初のオーガニック牛乳石鹸。
初月売上18万円を超え、日本・オーストラリアの両方で展開が始まりました。
• 肌の悩みに寄り添い
• 環境にやさしく
• 社会に貢献できる
そんな石鹸を通して、私は「暮らしの中に、小さないい循環を増やしていきたい」と願っています。
もうひとつの挑戦は、「日本人の若者が世界で羽ばたく未来」
私はこれまでに10カ国を旅し、海外で働き、
NSW州代表として国際オンラインサミットにも2回登壇しました。
だからこそ伝えたいのです。
「海外に挑戦することは、特別なことじゃない」
パスポートを取るところから、世界は少しずつ開けていきます。
私自身が、経済的・言語的・心理的な壁を乗り越えてきたからこそ、
同じように挑戦したい方の“最初の一歩”を応援したいと考えています。
私のこれから
• オーストラリアで循環型の酪農シェア経営と教育ファームをつくること
• 日本の自然素材を活かしたAIKA SOAPを、世界中に届けること
• 石鹸というやさしさのかたちを通して、人・自然・社会をつなぐこと
読んでいただき、本当にありがとうございます。
AIKA SOAPは、ただの石鹸ではありません。
私の生き方と、関わってくださるすべての人たちの「想い」が詰まっています。
あなたの暮らしにも、小さないい循環が届きますように。





